移住者体験談
横山三恵子さん
移住先 | 須坂市 |
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移住年月 | 1994年6月 |
職業 | ペンションオーナー |
須坂市峰の原高原のペンションオーナー
みなさんこんにちは。このコーナーでは須坂市に移住した先輩移住者にインタビューをして、須坂の暮らしはどういうものか、須坂のいいところ、苦労しているところを聞いていくコーナーです。今回は須坂市峰の原高原地区のペンションのひとつ、かすみ亭のオーナーである横山三恵子さんにインタビューしました。
◆平成6年6月に埼玉県川越市から移住
●ペンションオーナーになったきっかけ
以前、主人が都内でホテルのコックとして働いていましたが、50歳の時に体調を崩してしまいました。それをきっかけにコックの経験を活かせるペンション業を始めようと考えました。妙高高原で開業していた友人のペンションを見に行き、ペンションならレストランもできると思い、不動産屋さんに峰の原高原のペンションを紹介してもらったのがきっかけです。
●峰の原高原で生活して良かったこと、苦労したこと
峰の原高原は、夏は涼しく家の中では蚊にも刺されないのでとても過ごしやすいです。地区の作業もペンションのオーナーさんたちが一つになって助け合って作業しています。道路もきれいにしており、ほかの地域のペンション村に比べてもしっかり整備されていると思います。ただ、冬は寒さが厳しいので防寒対策に苦労しますね。
お客さんは菅平高原が近いのでラグビー関係のお客さんもやってくるので立地条件は良いほうではないでしょうか。
●須坂市・地域おこし協力隊への提案「知ってもらう」
若い人が今のオーナーと代替わりできる仕組みを考えるなど、峰の原高原の活性化について真剣に考えてもらいたいです。ここは、須坂市内や長野市内へ働きに出ることもできます。そこをもっとPRすれば人は来ると思います。また、市内の人がペンションに泊まると補助を出すなど、もっと市民や若い人に峰の原高原のことを知ってもらいたいです。
●ペンションオーナーを希望する方へ
峰の原高原のペンションは、四季の素晴らしさと個々のオーナーを気に入って泊まりに来てくれるお客様がほとんどです。今の若者には受け入れにくいと思います。ゲストハウスや民泊という形態でもいいのではないでしょうか。若い人の新しいアイディアがあれば、峰の原高原で住み続けることができると思います。