移住者体験談
江田宏子 さん
移住先 | 木島平村 |
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移住年月 | 1991年 |
年代 | 50歳代 |
横浜市出身の江田宏子さん
神奈川県横浜市出身の江田宏子さんは埼玉県出身のご主人と、平成3年に木島平村へ移住され、お子さんお二人を育てられました。現在、お子さんは社会人となり親元を離れ生活されています。宏子さんは地域の方との交流も盛んで、いろいろな地域活動にも取り組まれ、引き続き木島平での生活を楽しまれています。
Q:木島平村に住むきっかけは?
江田さん:私が木島平を初めて訪れたのは、パラグライダー体験です。
練習バーン(スキー場)で風待ちをしながら、眼下の景色を眺めていると、ゆったりした時間が流れ、リフレッシュでき、その風景の美しさから木島平が大好きになりました。
私は、学生時代から信州に憧れ、また「子育ては自然豊かな田舎で・・・」と思っていたので、イメージ的にも、「市」ではなく「村」に惹かれました。
結婚後しばらくは、村内には住む場所が無く、お隣の中野市に住んだのですが、若者住宅第1号の完成に合わせて木島平に移住し、近くの土地分譲に合わせて家を建てました。
Q:木島平のおすすめポイントは?
*木島平では、子育て支援、子どもの教育が充実しています。
村内には保育園が1園だけですが、待機児童はありません。
*スーパーやホームセンター、高速インター、新幹線駅にも近いし、車さえあれば「便利な田舎」「適度な田舎」で、暮らしやすいです。
*アウトドア派にとっては、自然を満喫できるツールが身近にたくさんあります。
*春夏秋冬「四季折々の色の移ろいや風景」に感動し、心が癒やされます。
*ホタル、天の川や流れ星、ダイアモンドダスト、冷たい川や清水、美しい森など、身近で素敵なものに触れられます。
*空気や水、お米やとれたて野菜の美味しさは格別です。
*木島平を拠点に1時間以内で行かれる観光地がたくさんあります。
*夏、昼間は暑いですが、熱帯夜になることはほとんどありません。
Q:暮らしてみて大変なことはありますか?
*1日20cm位の雪なら、毎日降ってもあまり苦ではありませんが、40cm以上の雪が断続的に降り続いた時はかなり大変です。
*村や集落の役職や行事・作業など、都会に比べ、出役の回数は多いと思います。
仕事をしながらの若い世代には負担な面もありますが、移住者にとっては、地域に溶け込み、地域の方々とつながるには、大事な機会でもあります。
*デマンドバス(家から目的地までの予約車)などはありますが、買い物や通院、子どもの送迎など、車が運転できない場合は、かなり不便だと思います。
Q:最後に移住を検討されている方へのアドバイスをお願いします。
江田さん:田舎暮らしは、人と関わることが好きな方にオススメです。
そしてまず、それぞれの季節を体験していただくことをオススメします。雪の大変さや、夏の暑さを体感すると共に、その大変さを上回る素晴らしさも感じていただければと良いと思います。
江田さんにはとても思いを込めてお答えいただきました。これからも木島平での生活を楽しんでください。
ありがとうございました。