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    移住者体験談

    都会とは違う地域のつながりがある

    東京都 松本市 教育・子育て信州で働く

    大瀧 健太さん、宏美さん

    移住先 松本市
    移住年月 2014年4月
    年代 30代
    職業 なし・りんご・ぶどう農家

    果樹農家への憧れ

     幼いころから園芸に興味があり、果樹農家への憧れがあったという大瀧さん。東京で会社勤めをしていた中、一人目のお子さんが生まれたことがきっかけで移住を考え始めたそうです。

    ◇先輩の体験談で移住を決断の画像

    ◇先輩の体験談で移住を決断

     県内外の地域も見て回った中で、東京からのアクセスの良さや、果樹栽培に向いている気候といった点から、移住先の候補を松本に決め、松本市職員に紹介された先輩移住者から新規就農についての話を聞いたことで、移住を決心しました。移住を決める際には、自分で何度も足を運んでみることが大切だと思っています。
     「田舎暮らし」というと不便なイメージがありましたが、松本は思っていたほど田舎ではなく、不便だと感じることはあまりありません。

    ◇地域のつながりを感じられて、とても良いの画像

    ◇地域のつながりを感じられて、とても良い

     移住を考える際、地方でのびのびと子どもを育てたい、という思いもありました。松本では都会ほど保育園を見つけるのに苦労することもなく、保育園まで車で送り迎えができる点などからも、子育てしやすい環境だと感じています。現在、子どもが通っている保育園では、地域の方と一緒に野菜の栽培・収穫体験をしたり、地域にお散歩に出かけても地域の方が声をかけてくれるなど、地域全体で子どもを見守っている雰囲気がとても良いと感じています。子どもを連れて遊んでいた際にも、会ったこともない小学生が「こんにちは」とあいさつをしてくれたことにとてもびっくりしたこともありました(笑)。
    (※写真は、収穫体験をする保育園児のみなさん)

    ◇家族で一緒に過ごす時間が増えたの画像

    ◇家族で一緒に過ごす時間が増えた

     農業を始めるために必要な里親研修制度を終え、独立してから2年ほど経ちましたが、今はまだ「種まき期」です。高齢化し生産性が落ちてしまった果樹を植え替えしたため、育つまでの間は収入が安定しないなど、農家ならではの苦労もあります。それでも、会社員時代に比べると家族で過ごす時間が増えたことで、親子関係も円満になったと感じています。

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