移住者体験談
宮島麻悠子さん
移住先 | 須坂市 |
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移住年月 | 2018年10月 |
家族構成 | 夫婦、子ども3歳 |
職業 | 地域おこし協力隊 |
●経歴を簡単に紹介します
はじめまして、2018年10月1日から須坂市役所商業観光課所属の地域おこし協力隊として活動をはじめました宮島麻悠子(みやじままゆこ・36歳)です。9月下旬に須坂に移住してきたばかりですが、地域おこし協力隊の仕事のこと、移住して感じたことなどをお伝えしたいと思います。
デザイン系の専門学校を卒業後、アパレル店舗の内装設計の仕事を4年間した後、かねてから希望していたオーストラリアへのワーキングホリデーへ。色々な地域を旅しながらリゾートホテルや農園などで働きました。そこでは10代の若い子が農業の仕事をするのはあたりまえ、東京に比べると格段にお店や遊ぶ場所が少ない中で皆楽しく暮らしているのを目の当たりにして、こういう生き方があるのかと衝撃を受けました。
そんな中でだんだん地域おこしの仕事に興味を持ち始めていましたが、東京にいるとそういった仕事に携わる機会がなかったこと、企画立案し実行する経験がほとんど無かったことからセールスプロモーションの制作会社に転職し、それらの経験を積むことにしました。
●移住を決めたきっかけ
結婚して長男も生まれ、育休から職場に復帰し、毎日慌ただしい生活を送っていました。毎日帰宅は早くても夜7時すぎ、子どもを寝かせられるのは夜10時すぎ、主人の帰宅も毎日遅く、常にクタクタ。当然休日も遊びに連れ出す気力はなく、病院めぐりと平日できない家事をこなすだけで終わってしまっていました。
また、以前住んでいた地域は保育園激戦区な上に治安もあまり良くなく、ついでに空気も悪く、そのうち「この先もずっとこんな生活で幸せなんだろうか?」と疑問を持つようになっていき、移住に興味を持ち始めていきました。
主人が須坂市出身だったため、移住するなら須坂市とほぼ決めていました。東京で開催していた須坂市移住個別相談会に参加し移住体験ツアーで企業を紹介してもらい、晴れて就職も内定をもらえたため移住を決断しました。
●地域おこし協力隊としての活動
移住して感動したことは・・・
途中転園でも保育園に空きがある!
通勤時間が短い!
空が広い!
野菜果物がすごくおいしい!
人がおもしろい(笑)!
協力隊として、まずは須坂のことを知るため、街なかのお店へごあいさつに伺ったり、視察や会合に同席させていただいて情報収集をしています。
100年以上の歴史を持つ老舗の方から、最近須坂で商いを始めた方にもお話を聞いているのですが、それぞれ色々な考えをお持ちで大変刺激になります。
そして、みなさん個性的で本当に面白いです!
また、蔵の街並みや美術館などの公共施設を訪れて、須坂のPRネタを探しています。
その他、空き店舗の利活用のため、空き店舗の貸し手と借り手をマッチングするサービスの土台作りとして空き店舗の情報収集を始めています。
●個人的にツボな須坂のスポット
須坂クラシック美術館は空間としてもとても魅力的なのですが、階段のあしらいや格子などディテールに職人技が感じられて萌えます(笑)。
また、展示してある着物の色柄がとにかく可愛い!
たくさんのアンティーク着物が展示される「虫干し」は以前から気になっていたのですがまだ見に行けておらず、今秋の大虫干し会は絶対に見に行きたいと思っています!!
また、旧上高井郡役所の建物もミントグリーンの洋館風なのが珍しく、気に入っています。
今後も続々お気に入りスポットは増える予定です!
●今後の抱負
須坂で観光というと米子大瀑布などの山岳観光に力を入れてきたそうなのですが、歴史・文化的にもたくさん魅力があり、古い建物をリノベーションした個性的なお店もたくさん増えています。こうした多様な魅力を発掘・発信し、地域が活性化されるよう尽力していきたいと思います!
今後、須坂の町にいるおもしろい人を紹介していこうと思います。
お楽しみに!