移住者体験談
多胡 優大さん
移住先 | 山ノ内町 |
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移住年月 | 2017年3月 |
年代 | 30代 |
家族構成 | 夫婦 |
職業 | 農業(果樹、りんご) |
出会いは唐突に
この写真は友人です。
新潟県湯沢町でスノーボードのインストラクターをやりながら、スノーボードクロスの大会に出場しているときに出会った友人が、農業を生業にしていると聞いて、その友人の住む山ノ内町を訪ねたのが2016年の秋。
この時食べたぶどうの甘さと美味しさがあまりにも衝撃的で忘れられず、この出来事が私たち夫婦がやまのうち町に移住したきっかけになりました。
果樹に適した土地
友人は、農業は苦労もあるがその分魅力がたくさんあり、ここのぶどうが美味しいのは山ノ内町が果樹栽培に非常に適しているからだ教えてくれました。
日当たりのよい山の斜面は果樹に最適な環境で、さらに志賀高原の美味しい雪解け水で育てるので、そりゃ美味しい果物ができるわけですよね。
現在の暮らし
山ノ内町に移住した当初は、畑から15分ぐらい離れたアパート暮らしでした。今後農業をやっていくうえで、畑に近いことが、第一優先と考え山ノ内町の空き家バンクに登録し中古の家を購入しました。一部リフォームが必要でしたが、町の空き家活用改修工事事業補助金制度があったので助かりました。
今の仕事
今は長野県の新規就農里親制度で2年間の修行中です。
主にりんごやぶどうの栽培技術を里親の農家さんに教わりながら実践しています。1年間農業学校に行き2年目に里親研修するパターンもあるので、そちらもおすすめです。
また、現在の長野県のスキー場は、深刻な人手不足です。
ですから、冬の仕事は山ノ内町や近隣のスキー場で、仕事はたくさんあると思います。農業だけだと不安という方も、山ノ内町だと冬場の仕事が確保しやすいでしょうね。
これからのこと
今の農業が楽しいのであまり苦労を感じていないのが正直なところですが、忙しい時期と余裕のある時期の差が結構あります。当面はほかの仕事をうまく組み合わせながら暮らしていければと考えています。
いずれは自分が衝撃を受けたあのぶどうを自分の手で育てることが目標です。