移住者体験談
小田達彦さん
移住先 | 須坂市 |
---|---|
移住年月 | 2021年9月 |
年代 | 20代 |
家族構成 | 夫婦 |
職業 | 地域おこし協力隊 |
2021年9月1日須坂市地域おこし協力隊に着任しました
はじめまして。神奈川県川崎市から移住してきました小田達彦です。
生まれは山口県で香川県、福岡県と西日本を転々としたのち、大学入学から11年の間、神奈川県に住んでいました。お酒とサウナが好きで、地酒の多い長野への移住を楽しみにしていました。サウナの数も全国トップ5(某所調べ)に入るほどの激戦区だということを知り、さっそく開拓のためのサウナ活動を開始しています。
山景色をもとめて
一人旅をするほど長野好きだった妻と初めて旅行に来たとき、北アルプスの圧倒的な美しさに一撃で魅了されてしまいました。その後も北アルプスをはじめとした山々を拝みに長野各地への旅行を繰り返すにつれて、もういっそのこと長野に住みたい、山に囲まれて生活したいと思うようになりました。
長野への移住にあたっては、知り合いがほとんどいないことが一番の心配事で、なんとか地域に溶け込む方法はないかと調べていくうちに地域おこし協力隊という制度を知りました。この制度ならば地域の方々と交流の機会を持つことができるのでは!と思ってサーチしていった中で須坂市の募集と出会うことができました。
では須坂ってどんなところだろう?と日帰りで須坂視察を強行したときに、蔵の町並みの美しさ、高台から見えるぶどう畑と長野市の街並み、そして遠くに連なる山々の雄大さにとても感動して移住を決意しました。
実際に須坂市民になってみて、山に囲まれた自然環境はもちろんのこと、スーパーや薬局が多くて利便性の高さを感じています。また、魅力的な飲食店が数多くあるのもお酒好きの私にとっては欠かせないポイントです。ただ一つ、道の複雑さにはいまだに悪戦苦闘していますが、徐々に慣れていければと思います。
隊員としてここまでの一か月
まだ着任して一か月程度ですが、ソルガムの収穫やビニルハウス作り、峰の原高原のペンション整備、地域イベントへの参加等々、いろいろな活動を経験させてもらっています。
そのうちの一つである峰の原高原の活動についてご紹介します。
峰の原高原では、空きペンションとなっていた家を再生した「ムツラの家」での活動がメインになります。ムツラの家は、学生とリノベーションやイベントをしたり、クラフトや自然体験を提供したりといった交流拠点として運営されています。協力隊の活動では、木の枝や山野草のクラフト制作、峰の原の自然の情報発信などをしています。
最近では、許可を得て収集した白樺の木を破砕してウッドチップの作製にも取り組んでいます。10/30,31に開催される「OUTDOOR LIFESTYLE AND FEEL SUZAKA」(@百々川緑地)というイベントにて、この峰の原の白樺のウッドチップを販売予定のため、白樺チップに合う食材を模索すべく、試行錯誤しながら実際に燻製も行っています。
ご縁を大切にしていきます
ありがたいことにこの一か月間に多くの方にご挨拶する機会を頂きました。一つひとつの出会いに感謝して、出会うすべての方に敬意を持って過ごしてまいります。
須坂市民の皆様、そして長野県民の皆様、長い付き合いになると思いますが何卒よろしくお願いいたします。