移住者体験談
上田慎也さん
移住先 | 須坂市 |
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移住年月 | 2021年9月 |
年代 | 30代 |
職業 | 地域おこし協力隊 |
●移住したきっかけ
2021年9月1日付で須坂市地域おこし協力隊に着任した上田慎也です。
出身地は名古屋で、学生時代まで名古屋で生活をしていました。
就職を機に大阪に移り住み、須坂市に移住するまで大阪で生活をしていました。
趣味は、ツーリングとキャンプで、学生時代はツーリングをしながらソロキャンプを楽しむといった自由気ままな生活を送っていました。
私が移住をしたきっかけは、人混みにまみれ日々時間に追われた生活を送ることを苦痛に感じるようになり、自分が好きな自然に囲まれた場所で仕事をして生活を送りたいという思いが強くなったことでした。
大阪で仕事をしていた時は、一日中仕事に追われ、自分の好きなことをする時間もなく、お金は稼ぐことはできるものの、自分の時間を満喫することが出来る時間など全くない状況であり、何のために仕事をしているのかと自問自答の日々を送っていました。
そんな中、たまたまテレビを見ていたところ、田舎へ移住し自分の好きなことを仕事にしながら生活をしている人の番組を見たのです。
その番組を見た私は、自分もそんな暮らしをしたいと考え、移住ということを真剣に考えるようになったのです。
●須坂市地域おこし協力隊を希望した理由
須坂市で地域おこし協力隊として活動をすることを希望した理由は、私が生活を送っている豊丘地区の自然豊かな環境と、そこで出会った人々の人間性に強い魅力を感じたということが一番の理由でした。
私がこの地で最も行いたいと考えている活動は、五味池破風高原オートキャンプ場に全国から多くの人に来てもらい実際に五味池破風高原自然園の魅力を感じてもらい須坂市の知名度を上げるということです。
須坂市は、自然豊かな地でありながらスーパーや教育・医療機関などが充実し、生活を送るに不便を感じることはなく、大阪で生活していた時と何ら変わりない生活を送ることが出来るという印象を受けました。
特に私が生活をする豊丘地区については、野菜やフルーツがとても美味しく、山から湧き出る水は最高においしいもので、衣食住すべて満足することが出来ております。
また、豊丘地区で出会った人々は見知らぬ地から移住してきた私に対しても分け隔てなく親切にしてくださり、移住して一か月足らずですが、道端で顔を見合わせれば声をかけてくれるなど都会では感じることの出来ない人と人との繋がりを感じることができ、移住してよかったと日々感じております。
●地域の人の「ありがとう」が大きな財産に
私の主な活動は、五味池破風高原自然園にあるオートキャンプ場の運営及び施設管理であり、日々この地を訪れる人にこの地の魅力を知ってもらう為の活動を行っています。
慣れない地での活動は、「大変」というのが正直な感想ですが、活動を通じて出会った人々から「地域おこし協力隊として活動しれくれてありがとう」と声を掛けてもらえることが多く、「自分の活動が人のためになる」ということを実感できることは私自身にとっては大きな財産になっております。
●活動を通じた今後の目標
地域おこし協力隊としての任期は3年という短い期間でありますが、3年の間により多くの魅力を配信し、須坂市の知名度を少しでも上げる活動を豊丘地区で出会った人々と共に協力しあっていきたいと思っています。
地域おこし協力隊としての活動を終えた後には、五味池破風高原オートキャンプ場のオーナーとして起業することを目標に日々の活動を行ってきたいと思っています。