移住者体験談
小林さん
移住先 | 千曲市 |
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移住年月 | 2012年8月 |
年代 | 30代 |
家族構成 | ご夫婦、長女、長男、次女 |
職業 | 会社員(経理職) |
移住のきっかけは子育て
神奈川県横浜市から千曲市に移住してきたのは、2012年8月。
小林さんが33歳、娘さんが3歳のときでした。
お子さんを自然豊かな場所で育てたいという思いから、信州への移住を決意。
当時の仕事で培ったキャリアを活かせる仕事が千曲市にあったこと、自然の豊かさと生活の利便性のバランスの良さから移住先に千曲市を選びました。
千曲市に移住してから誕生した二人のお子さんと合せて現在はご夫婦とお子さん3人の5人家族。
念願だった豊かな自然の中で、キャンプや家庭菜園、自然保育への参加と信州千曲市での移住ライフを満喫中です。
「自然と触れ合うことで、昔はアリを見ることすら怖がっていた娘も、今ではカエルやトンボを捕まえて私に見せに来るほどになりました。
妻は怖がっていますが(笑)
自然の中でのびのび育っているな~、と感じています」
理想の我が家にセルフリノベーション
小林さん一家のお住まいは、千曲市の住宅街に佇む一軒家。
ユーズド物件を購入し、現在小林さんがセルフリノベーションをしています。
仕事がお休みの日に少しずつ作業…。今日は家具を自作、明日は洗面所の壁を塗り…。
娘さんの応援を背に、今日もパパは頑張ります!
千曲市に移住して、理想の我が家を手作りする。
そんなライフスタイルも選択できるんですね。
パパ友サークル結成!家族みんなで笑顔に
「千曲市を子育てしやすいまちにしたい―――」
子育てに熱心な市民が多い横浜市から移住してきた小林さんは、そんな想いを行動に移しました。
子育て中のパパを中心に、音楽の演奏や絵本の読み聞かせなど、パパと子供が一緒に楽しめる活動を行うサークルを立ち上げたのです。
その名も「ちくまパパカフェ」。カフェのような緩やかな雰囲気で、パパ達でも子連れで気軽に集まれるサークルにという思いを込めました。
「千曲市を子育てしやすいまちにしたいと考えたとき、パパが積極的に子育てに参加してママの負担を減らすことが重要。ママが笑顔になることで家族全体が笑顔になり、すてきなまちになっていくのではないでしょうか。子連れのパパ達が講演や街中で談笑する、そんな街にすることが夢です」
千曲市の良いところ、イマイチなところ
「千曲市の良いところは、自然と利便性が両立していることです。
市内には田んぼや畑が多く残っていて、キャンプ、ハイキングなどの自然体験も気軽にできます。
そして、高速道路や駅も近くて、長野市や上田市、松本市に限らず、首都圏にも出かけやすいですね。妻の実家は東京ですが、帰省もそれほど苦になりません。
さらに、街がコンパクトで知り合いの輪が広がりやすいのもいいですね。思っていたほどご近所付き合いも煩わしくなかったです。
そして、想定外でしたが、千曲市は、全国有数で晴天率が高く、雨や雪が少ないところのようで、雨が苦手な私は助かっています」
「逆に悪かった点は、市内での就業場所の少なさ。また、若年層が少ないので長野市や上田市などに比べて若者向けの店が少ないことですかね。
ただ、今後大型商業施設が来るという話もありますし、むしろ、千曲市にはこれからの伸びしろがあると期待しています」
小林さんご一家にとって千曲市は、天気や交通の便がよく、キャンプや温泉に行きやすい、過ごしやさが魅力な街のようです。
就職口や、若者向けの施設がない点がマイナスポイントですが、近隣市町村へのアクセスの良さが、カバーしてくれそうですね。
信州に移住を希望される皆さんへ
移住すれば全てバラ色ということはまずありませんが、移住して非常に満足しています!
想定していた希望もほぼ叶えることができました。
当初こそは、縁もゆかりもない土地で、都会から離れて多少寂しい思いも経験しましたが、知り合いが増えるにつれ、今は様々なイベントにも携わるようになり、自らの力を活かせることに非常にやりがいを感じています!
移住にあたっては、十分にご家族と話し合うことが大切です。
ご家族と人生におけるお互いの価値観を確認し、移住が家族にとってベターだねとなったときに移住を選択すれば良いと思います。
あくまで移住は手段であり、移住した後に、家族で楽しく過ごせないと本末転倒になってしまいます。
千曲市は、自然豊かでありながら、必要最低限のサービスやモノはほぼ揃っていますし、何かあれば首都圏にもすぐに出られます。
自然や生き物と触れ合い、自然の中で暮らしながら子育てしたい。ただ、日常の利便性も考えると、市街地も捨てがたい・・・
そんな、自然と市街地のバランスを求める方には、千曲市はオススメです!