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高野先生と里山について考えよう 〜木曽町大原の里山づくり〜

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「村里家居近き山をさして里山と 申候」〜1759 年の尾張藩 「木曽御材 木方」 より〜

木曽は「里山」という言葉を古くから使い、山野を持続的に利用してきた土地柄です。近年、林業と農業のバランスが崩れ「里山」と呼ばれていた場所が森となり、獣害・水害などが増加し、農業や暮らしに大きな影響を及ぼしています。

そんな問題に直面している地域のひとつ「新開大原地区」。
ここで里山を再生する取り組みを始めていきたいと考えています。

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市町村 木曽町
開催日時 2024年06月01日 10:00 〜 16:00
開催地 長野県内
開催場所 長野県木曽郡木曽町新開634
開催について 10時 座学
木望農会の紹介、旅情庵の紹介、自己紹介
高野先生講演、質問タイム

12時 昼食交流会
13時30分 フィールドワーク
森の見学(里山予定場所)
アイディア出し・感想タイム
フリートーク
16時終了
料金 1000
問合せ先 申し込み
kibounokai2017@gmail.com
090-6183-5019(木村)

高野先生と里山について考えよう

〜木曽町大原の里山づくり〜

 

「村里家居近き山をさして里山と 申候」〜1759 年の尾張藩 「木曽御材 木方」 より〜

木曽は「里山」という言葉を古くから使い、山野を持続的に利用してきた土地柄です。近年、林業と農業のバランスが崩れ「里山」と呼ばれていた場所が森となり、獣害・水害などが増加し、農業や暮らしに大きな影響を及ぼしています。

そんな問題に直面している地域のひとつ「新開大原地区」。

ここで里山を再生する取り組みを始めていきたいと考えています。

 

今回、講師として高野雅夫先生を招き、里山再生の計画を作りたいと思います。高野先生は、著書に「自然の哲学」また研究テーマに「中山間地域の持続可能な地域づくり」など、里山とそこにある地域を研究し続けています。

自身も岐阜の里山に暮らしながら様々な体験をしています。

実体験や全国の事例などを参考にしながら、大原地区の里山をどんな里山にしていきたいか一緒に考えましょう。
 

日程

6月1日10時〜16時

場所

旅情庵 木曽町新開634

内容

10時 座学

木望農会の紹介、旅情庵の紹介、自己紹介

高野先生講演、質問タイム

12時 昼食交流会

13時30分 フィールドワーク

森の見学(里山予定場所)

アイディア出し・感想タイム

フリートーク

16時終了

 

定員 10名

 

参加費 無料(木曽町在住者)

1000円(町外在住者)

 

昼食

必要なかたはプラス1200円(地元のお弁当予定)

予約の際にご連絡ください

持ち物

動きやすい服装・長靴や登山用靴など(フィールドワーク用)、お弁当

※駐車場あり

※宿泊可能、宿泊希望者は別途ご連絡ください

申し込み

kibounokai2017@gmail.com

090-6183-5019(木村)

申し込みフォームQR

(チラシ用)

講師の紹介

高野雅夫 名古屋大学大学院環境学研究科教授・博士(理学)

木質バイオマスエネルギーやマイクロ水力発電などの再生可能エネルギーの技術開発とそれらの普及を通した里山再生について農山村をフィールドとして研究を行う。再生可能エネルギーを普及させるには豊富な自然資源が存在する農山村が持続しなくてはいけないものの、人口減少と高齢化によって集落消滅が進む事態に直面していることを知る。そこで、愛知県豊田市の農山村部を主なフィールドに、若者の移住支援を中心にした農山村地域再生の研究および実践に取り組む。

 

主な著書 高野雅夫『自然(じねん)の哲学—おカネに支配された心を解放する里山の物語』ヘウレーカ、2021年 高野雅夫編著『持続可能な生き方をデザインしよう』明石書店など

 

 

(web用)

高野雅夫 名古屋大学大学院環境学研究科教授・博士(理学)

木質バイオマスエネルギーやマイクロ水力発電などの再生可能エネルギーの技術開発とそれらの普及を通した里山再生について農山村をフィールドとして研究を行う。再生可能エネルギーを普及させるには豊富な自然資源が存在する農山村が持続しなくてはいけないものの、人口減少と高齢化によって集落消滅が進む事態に直面していることを知る。そこで、愛知県豊田市の農山村部を主なフィールドに、若者の移住支援を中心にした農山村地域再生の研究および実践に取り組む。移住支援のため、木を伐りだすところからはじめて皆で住宅を建設するプロジェクト「千年持続学校」の企画運営など実践的な取り組みを行っている。2013年に立ち上がった豊田市おいでん・さんそんセンターの移住・定住専門部会長として行政や住民とともに定住支援の方策について調査・提言活動を行う。センターの事業として若い人向けの暮らしと仕事を考える講座「ミライの職業訓練校」の校長として企画・運営に携わっている。2014年4月、大学と社会との連携を進める名古屋大学・臨床環境学コンサルティングファームが立ち上がり、その部門長として、自治体や企業、NPOに対して持続可能な地域づくりのためのコンサルティング活動を進めている。2013年には国連の専門家会議で日本の里山がもつ持続可能な社会づくりにとっての意義について報告した。

 

 

■ 主な著書

高野雅夫『自然(じねん)の哲学—おカネに支配された心を解放する里山の物語』ヘウレーカ、2021年

高野雅夫編著『持続可能な生き方をデザインしよう』明石書店、2017年

高野雅夫『人は100Wで生きられる』大和書房, 2011年

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