移住者体験談
大阪府
阿南町
趣味と暮らす農林業・自然と働く
小掠 啓司
移住先 | 阿南町 |
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移住年月 | 1990年 |
年代 | 50代 |
家族構成 | 妻、長女、長男、次男 |
職業 | 農業 |
阿南町和合地区へ
1990年、阿南町和合地区へ単身(独身)移住。小規模の平飼養鶏と田、畑をやりながら自給的な暮らしをしています。
私の場合、阿南町を特に選んで入った訳ではありません。
自給的・農的な暮らしをするため、そのような技術や暮らしがまだ残っているところ、間違ってもリゾートや開発の手が入りそうにないところ(過疎の山村)を重点的に捜し、たまたま縁があったのが長野県の阿南町の和合地区だったのです。
田舎での生活
さて、その選択ですが、予想以上の正解でした。
昔からの道具を使った農作業、小屋作りや水引きなどの技術、結いでの農作業、代々種を継いできた伝統野菜、無形民俗文化財の芸能、自宅での葬送儀礼、地域に超密着した小学校など、中途半端な田舎ではとっくに消えてしまった様々な貴重なもの・ことを体験し学ぶことができました。本当にここでよかったと思っています。
最後に移住を考えておられる方へのメッセージです。
①一口に田舎と言っても千差万別です。自分の望む暮らし方に適したところを選びましょう。
②田舎でも自給自足でもお金は要ります。収入と支出の見通しを具体的に計算してみましょう。
③田舎では地元のお付き合いは必須です。楽しめるようになるのが一番です。
④見学・遊びにおいでください。