市町村で探す

    移住者体験談

    森林に囲まれた暮らしを求めて

    富山県 根羽村 教育・子育て信州で働く

    浅井 沙希子

    移住先 根羽村
    移住年月 2009年3月
    年代 30代
    家族構成 夫婦、子1人(2歳)
    職業 地方公務員
    現在どんな暮らしをしていますか?の画像

    現在どんな暮らしをしていますか?

    私は、根羽村役場総務課で、夫は根羽村森林組合で仕事をしています。共働きのため、2歳の子どもは根羽村保育所の未満児クラスへ通わせています。平日は、夫婦とも、ほぼ毎日定時で帰宅し、休日には家族3人で買い物や行楽へ出掛けたり、趣味の時間に充てています。共働きをしていると、平日の朝晩はドタバタで、あっという間に時間が過ぎていきます。

    移住したきっかけの画像

    移住したきっかけ

    自然環境の分野に関心があったため、その分野が学べる長野県内の大学に進学しました。大学で学んでいくうちに林業というものに注目していき、大学の授業の一環で、林業が盛んなこの村を訪れました。その後も数回、来村するうちに、林業立村であること、この村で出会った人々がとても親切であったこと、村内にある複合施設「ネバーランド」で食べた食事が美味しかったこと、ここなら「なんでもできる」と感じた若さの力が移住を後押ししました。

    移住してよかったことは?の画像

    移住してよかったことは?

    森林に囲まれた中での生活なので、癒し空間に暮らしているような感覚でいます。川沿いを散歩したり、山の中で仕事をしている時に幸せを感じます。子どもにとっても情操教育ができ、大自然の中でのびのびと過ごせるところがいいですね。また、田舎ならではの人づきあいも、近所の人に子どもを見てもらったり、畑の作物をいただいたり、そういう関係があって良い。あとは、やはり通勤時間がないことは得していると思います。友人・知人の話を聞いていると朝早く起きて夜遅く帰ってくる生活が大変そうですので。

    移住して苦労したことは?の画像

    移住して苦労したことは?

    苦労したことというか、苦労するだろうなと思うことは、全国的な傾向である村の過疎化に伴う少子化で、子どもの遊び仲間が少ないのは気の毒ですね。その後、成長して都会に出たときに環境に適応できるかも心配なところです。また、都会に比べると地域ごとの行事が多いので、横のつながりや近所づきあいが苦手な人には、抵抗を感じるところがあると思います。

    これから移住を考えている方へアドバイスをお願いします

    どこへ住もうと、人間関係は必ずついてまわります。自分が何をしたいかで移住を考えるときは、受け入れてくれる地域なのかを見極めることが大切だと思います。あとは、小さな自治体では住民同士の結びつきがないと生きていけないのも事実ですので、覚悟と責任を持つことで、どんなところでも住めば都となります。

    ページTOPへ