移住者体験談
畠中 伸久さん 恭子さん
移住先 | 飯島町 |
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移住年月 | 2006年4月 |
年代 | 60代 |
家族構成 | 夫婦二人 |
職業 | 自営業 |
飯島町歴は?移住のきっかけ・決め手を教えてください。
大阪から移住して今年で11年目になりました。
夫婦共通の楽しみが登山。日本全国の名山を巡り大阪に帰る道すがら「ああ、帰って来てしまった…」という感覚になり「いつか家を拠点にしながら登山を楽しむ暮らしがしたい」気持ちがふつふつと湧いてきました。
南信州はお気に入りで何度も訪れているうちに色鮮やかな四季の移り変わりや花々の香り、野菜や果物の美味しさに魅せられていきました。そのうちたまたま、今住んでいる土地に巡り合い、ロケーションや広さ、価格も希望に合っていて家を建てることにしたんです。
暮らしぶりを教えてください。
雑貨店オリーブを経営しています。お天気の良い朝は、登山のための体力づくりで千人塚公園までウォーキングに出掛けます。城ヶ池のほとりでは紫陽花を眺めたり、野生のサルを観察したり…せっかく信州に住んでいるのだから自然を楽しまなくっちゃ。
主人はオーダーメイドの家具を作り、時間があるときはリンゴ農家さんのお手伝いや木の伐採・薪割りをしています。
移住して苦労したこと、移住して良かったエピソードは?
移住した当初に家庭菜園を始めましたが、慣れない畑仕事は大変ですし難しい!自分で作ってもあまりおいしくありません。でも、収穫できたときの喜びは格別ですけどね。もっぱら植えっぱなしで良い作物と薬味やハーブを中心に植えています。
「田舎暮らしは悠々自適でのんびり~」なんて印象もおありかもしれませんが、草が伸びれば草刈りをする、冬に備えて薪を準備する、雪が降れば雪かきをする。田舎暮らしに悠々自適なんてありえない。田舎暮らしは案外ビジーライフですよ。
飯島町のいいところを教えてください。
「いいじま大縁会」に参加して山菜や野草に詳しくなりました。あちこちに自生している草も食べられることがわかり、友人と天ぷらにして楽しみました。のびるやアケビの新芽も美味しかったです。大縁会はここに住んでいる方と交流できる良い機会ですね。
「結いの会」も良いと思います。あまり知らない人同士だからこそ、ふっと本音が言える。そんな場って大事だと思います。都会と比べると習慣の違いで面食らったり、辛いな…って感じることもきっとあるでしょう。だからこそ、新しくみえた方たちに飯島町の暮らしの楽しみを感じて欲しいと思います。