移住者体験談
橋本 裕二さんご家族
移住先 | 安曇野市 |
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移住年月 | 2014年 |
年代 | 30代 |
家族構成 | 妻・娘1人 |
職業 | カフェ経営 |
自己紹介
はじめまして。2014年(平成26年)に安曇野市の穂高有明地域にIターン移住しました橋本裕二(35)です。大阪の堺市で育ち、大学から上京、そのまま東京で金融機関や公的機関に勤め、その後渋谷区の代々木公園近くでレストラン&バーを妻と共に開業。ちなみに妻は大学の同級生です。
実のところ、大学卒業後の早い段階で、将来は自然豊かな地域に移り住むという決意を妻と共に固めていました。これまでは完全な都会育ちでしたが、学生時代に自然豊かなバンクーバー(カナダ)に留学したことや、いろいろな国や地域を訪れた経験から、「緑無き地に喜び無し」との思いを強めていました。
ただ、「動くにしても、東京を全て吸収しきってからだ!」なんて思っていました。
移住に向けて
一度きりの人生、妻と僕にとっても、そして将来誕生するであろう子供達にとっても、一番気持ちいい暮らしとは何か。一番 ”贅沢な” 暮らしとは何か。答えはやはり「豊かな自然」の一択。妻と僕は、移住に向けてそろりと動き出します。
「水が綺麗な土地は自然も豊か、間違いない!」
その考えの元、名水百選で知るまで名前すら聞いたことが無かった安曇野、そして京都の奥の方や熊野古道、オーストラリアやニュージーランドを視察に行きます。見て回るうちに、安曇野だな、安曇野の勝ち、やっぱり安曇野、もう安曇野で決まりじゃないか・・・。
荘厳なアルプスの風景に加え、圧倒的な安心感を与えてくれる田畑の光景。そして将来を見据えれば、周辺地域に10万人単位の住人がいることは重要。観光地として常に他地域から大勢の人が訪れてくる。さらに都心へのアクセスも悪くない、それどころか日本列島の中心に位置している安曇野、気が向けば国内の何処へでも気軽にドライブできる。情報はインターネットで結構間に合う時代ですが、「安曇野市中央図書館 みらい」の居心地の良さも、案外移住の決め手となりました。
2014年移住、セルフビルド、娘の誕生
土地探しは自転車で、家は出来うる限りセルフビルドで。建築中の慌ただしい最中に娘が元気に誕生します。家はまだ半分しか出来ていない・・・。周りには心配する人ばかり。
現在の生活
現在は甘味処Good Old Landとして住居を兼ねた店舗を構えつつ、子供に美しい場を残したいので、家族総出で庭作りや畑作りに励んでいます。これがまた何物にも勝るエンターテイメントだったりします。
最後に
「緑無き地に喜び無し」
少々大げさな表現ですが、移住後にこの考えは確信に至ります。これからの時代はこれまで以上に様々な人々が長距離を移動し、豊かな自然を求めに行くことになるでしょう。自然は有難い!