移住者体験談
鈴木拓也さん
移住先 | 飯山市 |
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移住年月 | 2018年11月 |
年代 | 30代 |
家族構成 | 単身 |
職業 | 木工作家 |
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◆「狭」い山から「飯」の山に移住!
「狭い山から飯(めし)の山に変わりました」と話す鈴木拓也さん。埼玉県狭山市から長野県飯山市に移住しました。
自然が好きで散歩をしたり山に登ったりが好きで、山や川があり、風景を眺めながら縁側でお茶を飲むような田舎暮らしをしたいと思っていたそうです。
また、雪が多いことも飯山を選んだ理由のひとつです。
はじめて過ごす雪国の冬について
「毎日観察することが楽しかった。窓ガラス越しに見る雪の結晶、雪原にある動物の足跡、水が落ちてできたきれいな氷の形。満月の夜に外へ出かけた時には、キツネに出会った」と、その体験を楽しそうに話してくれました。
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◆木工作家として
以前は、デパートの店舗などにあるショーケースや棚を作る会社で仕事をしていたそうです。
現在は、ペンダントやワイングラス、お皿、花瓶など、さまざまなものを木で制作しています。今後、この木工品制作を生業にしたいと考えています。
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◆いろいろな木で作品をつくってみたい
アトリエにしているのは、購入した古民家の別棟の作業場。あちこちに木材がおいてありました。
りんごの木を使って何か作品を作ってみたくて、りんご農園に話を聞きに行ったり、「森の家」(飯山市内にあるアウトドア体験施設)で、切り落とされたブナの木をもらってきたと話す鈴木さん。
素材にこだわりがあるのか聞いてみると、
「いや、捨てられてしまうようなものを使いたい。なんでも使ってみたいですね」と、おおらかに答えてくれました。
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◆集落での暮らし、今後の暮らしについて
近所のおばあちゃんと仲良くなって、よくお茶をしたり、野菜をもらったりしているとか。消防団にも入り、集落の暮らしにも自然になじんでるようです。
今後の暮らしについて、鈴木さんは、「出会いを大切にしたい。特に、飯山でおもしろい体験や何かを楽しんでいる人とつながりを持ち、共感したい」と語りました。
制作した木工作品については、クラフトフェアなどに出店して、実際に見て、触ってもらって買ってほしいと考えているそうです。
「抽象的なものが好き」と言う鈴木さん。Tacet woodworks(タセットウッドワークス)という屋号で活動しています。
Instagramはこちら
https://www.instagram.com/tacetwoodworks/?hl=ja