移住者体験談
鎌倉美恵子
移住先 | 須坂市 |
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移住年月 | 2020年3月 |
年代 | 40代 |
家族構成 | 本人とお子さん2人(中1、小5) |
職業 | 地域おこし協力隊 |
●経歴を簡単に紹介します
はじめまして2020年4月1日から須坂市商業観光課所属の地域おこし協力隊として活動をはじめました鎌倉美恵子(かまくらみえこ 41歳)です。
須坂に移住した理由や、これからしていきたい仕事の事などを書きたいと思います。
長野県飯田市(旧下伊那郡)で生まれ育ちました。
周りには山しかない場所で中学校まで暮らし、高校は市内の高校だった為一人暮らしが始まりました。
高校を卒業後東京の会社へ就職しました。
アミューズメントパークを経営している会社で接客から店舗経営、イベントの立て方、集客方法、ポスターデザインなど色々な事を学びました。
その後小学校の頃から興味のあった建築の仕事をするために意匠設計の設計事務所でアルバイトをしながら、CADの資格を取得し、大手ハウスメーカーへ転職をしました。
設計課で確認申請業務とインテイリアコーディネイター業務を経験し、出産後リフォームアドバイザーとしてリフォームの世界へ足を踏み入れ12年が経ちました。
●移住のきっかけ
上の子がスノーボードを本格的にやりはじめ、長野に来る機会が増えて少しずつ移住の方向に進んできました。
・埼玉にいるより長野にいる時間が長くなってきた事
・長野に友達が沢山出来た事
・子供達が自然で遊ぶ事が好きな事
・いずれは長野に帰ろうと思っていた事
実家の南信ももちろん検討しましたが、やはりゲレンデの近い北信がいいということになり、体験施設などを利用し夏休みと冬休みを長野で長期間過ごしてみました。
最終的に須坂か信濃町のどちらかというところまで決まるのに4年くらいかかったと思います。
●須坂に移住を決めた理由
地域おこし協力隊の町なかリノベーションのチラシを見つけたことが大きなきっかけとなりました。
ハウスメーカー勤務の時に空き家調査や空き家対策のプロジェクトに携わりました。
その物件だけでなく、オーナー様、不動産、工事店、組合の方、近所の方
色んな方にお世話になり一つの物が形となって街の中に残り、利用される。
暗かった場所が明るくなったり、ゴミが散乱することもなくなったり
何より人の動きがそこに生まれると街の中も変わります。
とてもやりがいのある仕事でしたし、楽しかったのでいつか戻りたいと思っていました。
最初に問い合わせをしたのは去年の5月でした。
須坂の空き家の現状や、空き家をリノベーションして利用している店舗などを商業観光課の寺沢さんと地域おこし協力隊の宮島さんに案内してもらいました。
その後もメールなどで相談をさせて頂き今年の3月に面接に至り、採用して頂きました。
●地域おこし協力隊としてこれからしていきたい事
・空き家をなんとかしたいけど、どうしたらいいかわからない方
・空き家になっているけど何も考えていない方
・まだ店舗をやっているけど跡取りがいないのでどうしようか悩んでいる方
・ゴミの処理に困っている方
家の中の事なので相談しにくいと思いますが、時間をかけて小さな事から取り組んで行きたいと思っています。
また須坂へ移住を検討している方のお家探しや、店舗探しなど気軽に相談できるような場所を提供していきたいと考えています。
須坂の魅力ある街並みを維持しながら地域が活性化されるよう尽力したいと思います。
●須坂へ引っ越して
毎年臥竜公園の桜を見に行っていますが、今年も少しだけ散歩に行って来ました。
ライトアップはありませんが、夕日に照らされてとても綺麗でした。
子供達のお気に入りは百々川緑地です、綺麗に整備された緑地と綺麗な水、広い空
ぼーっとしているとあっという間に半日終わってしまいそうです。
空き家情報だけでなく、家族で楽しめる須坂も紹介していけたらいいなと思っています!