移住者体験談
堺 大紀
移住先 | 小諸市 |
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移住年月 | 2022年3月 |
年代 | 30代 |
家族構成 | 妻、子 |
職業 | 地域おこし協力隊、インテリアデザイナー、会社経営 |
小諸市に移住したきっかけ
私は福岡県の太宰府出身で、妻は北海道の帯広出身です。子どもを授かったときから“子育ては自然豊かな場所がいいね”と話していたため、首都圏からの移住を検討していました。
小諸を選択したきっかけは、空間デザイナーとして関わる仕事が長野で多かったことと、ここ小諸でのプロジェクトの設計にも携わっていたからです。仕事で小諸を訪れるたびに、ゆったりとした時の流れを感じ、いつしか小諸で暮らしてみたいという気持ちが膨らんでいきました。
フリーランスとして働いていたので、ほとんど知らない土地でクライアント先も一から見つけるのは大変なこと。妻ともよく話し、時間をかけて解決しようと思っていた矢先、小諸で地域おこし協力隊の募集があると知りました。この仕事が基盤になれば、兼業で空間デザイナーも行うことにより生活の安定にもつながると思い、迷うことなく応募しました。
その後、晴れて地域おこし協力隊に採用が決まったときは、ちょうど第一子が誕生して1-2ヶ月のタイミングで、これで自然の豊かな場所で子育てもできると思い、本当に嬉し
かったのを覚えています。
現在どんな暮らしをしていますか
日中は市役所で企画の草案や草刈りなどをやり、帰宅後は自分が経営する会社の業務をしています。
仕事を中心の生活ですが、そんな中でも地域の人との交流もとても多く、東京で暮らしていた頃よりも人の輪のひろがりを感じています。休日は、家族で周辺地域にお出かけをしたり、サウナに行く事がささやかな楽しみです。
移住して良かったこと
移住の要因にもなったのが、小諸に住んでいる皆さんの優しさです。
普段通り暮らしていて、仕事にせよプライベートにせよ優しい人が多いなー、と思う機会が多いです。
道を譲ってくれたり、親切にしてくれたり、関東で暮らしていた頃にはあまりなかった事のように思います。
移住して苦労したこと
慣れてしまえば大きな問題では無いですが、ゴミの分別が大変だった事くらいです。
これから移住を考えている方へアドバイス
「移住」「二拠点生活」「Iターン」など、いろんな言葉がありますが、人によってベストなライフスタイルは本当に人それぞれなので、いきなり移住を決めてしまわずに、いろいろな場所を見て、時間をかけて決めたほうがいいと思います。