移住者体験談
Yさん&Rさんご夫妻
移住先 | 佐久市 |
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移住年月 | 2021年12月 |
移住者専用団地「ホシノマチ団地」の入居者さんにインタビュー
佐久市・移住者インタビューと称して、移住者専用団地「ホシノマチ団地」に移住をされたYさん&Rさんご夫妻にインタビューを行い、移住後の暮らしのリアルについてお聞きしています!
Yさん&Rさんご夫妻にインタビュー
【スタッフ】
Yさん、Rさん、今日はありがとうございます。
Yさん、Rさんご夫妻は娘さんと3人家族で、東京都から移住されてきました。
移住されたきっかけはどのようなことだったのでしょうか?
【Yさん】
もともと東京23区内の駅前商店街の近くに戸建購入して暮らしていました。
買い物やレジャーに出かけやすく、通勤時間も短い場所でした。
2人だった時はとても暮らしやすいと思っていたのですが、娘ができてから大きく生活環境の価値観が変わったため、移住のことを考えはじめました。
【スタッフ】
お子さんを持たれたことで、今までは暮らしやすい場所だったのが、そうではなくなったということですか?
【Rさん】
はいそうです。周囲に安心して遊べる場所が少なく、子供との外出時は何か危険がないか、常に心配でした。
大きい公園へ遊びに行こうとすると、休日は公園の駐車場が満車で、空き待ちの渋滞に巻き込まれてしまい、退屈のあまり、娘が我慢できなくなってなだめるのに苦労していました。
なんとか車を停めて公園に入ると大勢の人でいっぱい。
ブランコも順番待ちの列ができていて、番が回ってきても、順番を待っている人がいるので、思いっきり遊ばせてあげることができませんでした。
【Yさん】
また、因果関係は分かりませんが、幹線道路・高速道路沿いだったためか娘が喘息になってしまいました。
【スタッフ】
長野県を移住先にされた理由は?
【Yさん】
夫婦揃って山に登るのが趣味で、もともと長野県のことは移住を考える前から良い印象を持っていました。
我々夫婦の実家は東京と神奈川なので、長野であれば普段は自然を満喫しつつ、車で帰省できるよねということで、長野県内で色々な地域にフォーカスしていました。
【スタッフ】
佐久市を移住先にされるまでの過程を教えていただけないでしょうか?
【Rさん】
5年前から移住することを考えたりしていて、都内の移住セミナーに参加したりしていました。
新型コロナウイルスの流行から、リモートワークになったこともあり、だいたい2021年3月ぐらいから、長野に移住をする本格的な検討が進みました。
それまでは佐久市のことを知らなくて、「移住」というキーワードで調べていたら、長野県の中でも東京に近い佐久って良さそうだなと思い始めました。
知ったきっかけは佐久市役所さんがslackでされている「リモート市役所」でした。
後はTwitterでもよく調べたりしていて、「やっぱり、佐久いいな。」と思いました。
その後は5月に佐久市を含めて東信地区を何泊かしながら回ってみたのですが、雰囲気の良さやのどかさは佐久市が一番でした。
8月にはホシノマチ団地にお試し移住をして、佐久に移住することを絞っていましたが、夫の勤め先がフルリモートに対応していないことがあり、決断ができませんでした。
そのため、転職も視野に入れていました。11月ぐらいに、いよいよ転職をして移住するぞという気持ちになったところ、夫の勤め先から「長野からのフルリモートで構わない」と勤務体制を整えてくれたため、12月に移住ができました。
【スタッフ】
佐久市に移住してみていかがでしょうか?
【Rさん】
日々の幸福度が上がったことを実感しています。
子供は走り回るのが好きな子で、東京の時は自転車が多くて、「危ないよ」といつも注意しなければいけなかったです。
佐久に来たら自転車があんまり走っていないのと、団地の広場はスペースがあって、車も通らないので、自由に子供を走りたいだけ走らせることができています。
あと、ゴミ出しで家を出た時に、朝の澄んだ空気のおいしさにテンションが上がったりして、ゴミ出しですら幸せを感じます。
縁もゆかりもない佐久市に引っ越してきたのですが、ホシノマチ団地で暮らす皆さんと雑談をしたり、イベントをしたりして、生活の中で楽しいことが多くなったと感じています。
【Yさん】
自然に溢れている環境で暮らせていることは幸せだなって感じています。
娘が東京にいるときは喘息になっていたのですが、引っ越してからは1回も喘息の症状が出てなくて、空気の環境でここまで違うんだなぁと思ったことがあります。
東京では人混みに紛れながら生活をしていて、車で出かけると渋滞にはまったり、スーパーに出かければレジ待ちで10分、15分待ってお会計するというように、今になって思うと、なかなか暮らしにくいところで暮らしていたなと思います。
佐久市は交通量が少なく、渋滞が少ないです。地元の有名スーパーでは売っているものがどれも美味しく、そこそこ安い、レジも3、4人しか並んでなく、すぐにお会計ができ、駐車もしやすいと良いことづくめで、スーパーへ行くにも、どこかへ遊びに行くにも、ストレスを感じなくなったのが印象としてあります。
あとは、「晴れ」ですね。
【スタッフ】
軽井沢町や御代田町が曇っていても佐久市・臼田はけっこうな頻度で晴れていますよね。
【Yさん】
ほとんど毎日晴れているので気分がいいです。
【スタッフ】
移住されてから初めてやってみたことはありますか?
【Yさん】
田舎独自のことをやりたいねという気持ちがあり、内山地域で、みんなで田んぼを耕すプロジェクトに入りました。
10数名で田んぼを借りて、田んぼを耕して苗植えから収穫までの一連の作業を体験しています。
東京では考えられなかった、自然を全身で感じられるような活動ができたのもいいなと思っているところです。
田んぼでの活動を通して、竹を肥料化した「竹パウダー」など、地域の新しい取り組みを知ることができたのもよかったです。
【スタッフ】
今後やっていきたいことは?
【Rさん】
今後やっていきたいことは、デザインの力で地域に貢献できたらと思います。
団地の交流をもっともっと活発にしていったり、ホシノマチ団地ホームページの改修もしてみたいなと思います。