移住者体験談
デクレット・ポールさん、梨帆さん、嶺くん
移住先 | 小谷村 |
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移住年月 | 2018年 |
年代 | 30代 |
家族構成 | 3人家族 |
職業 | 地域おこし協力隊→役場臨時職員 |
雪が降った日は、一日中外で遊んでいること もあるという外遊びがだいすきな嶺くん。
小谷村の中谷地区の古民家に3 人で暮らすポールさんご一家。
愛知県で暮らしていたお2人が小谷村に来たのは、2018 年5 月のこと。
ポールさんが地域おこし協力隊に採用されたことをきっかけに小谷村へ移住しました。
趣味のトレッキングで日本各地の山を訪れていたポールさん。
旅先で色々な人と出会う中で、日本の山を知らない人が多く、逆にそれがチャンスではないかと感じていた中で、あるサイトで見た栂池の写真が気に入り、小谷村の地域おこし協力隊に応募したそう。
一方、梨帆さんは「正直あまりイメージが湧いていなくて…雪山も興味がなかったし、ワーホリ気分で行ってみてダメならそれでもいいかなと…」と当時の気持ちを話してくれました。
最初は、村営住宅に住んでいたが、知り合いからの紹介で古民家に住む
ことに。10 部屋以上もある大きな古民家。暮らす上で困っていることはないのでしょうか。
「雪が多いので、冬場の除雪は確かに大変。大雪が降った日は一日中除雪しているなんてことも…でも大変だけど、嫌いだと思ったことはない」とポールさん。
雪国での暮らしも楽しんでいる様子を話してくれました。また、現在3歳になる嶺くんを育てるお2人。
「都会と違ってクラスが大きくないので、一緒に育っていく仲間がいる感じがして、とてもいい環境だと感じている」「自然の中で育つから、感受性も豊かに育っている」と小谷村での子育てについても話してくれました。
小谷村で育った嶺くんは、虫取りに行ったり、冬になると外で雪遊びをしたり、自然に触れ合ってたくましく成長しているとのこと。
これからの暮らしについて、「小谷村で知らないことがまだまだたくさんあるから、いろんなことをやってみたい」「子育てで言えば、都会に比べて選択肢は少ないのかもしれないけど、子どもが自分で選択肢を見つけて、進んでくれれば…」とこれからの小谷村での暮らしについて話してくださいました。
移住を検討する方へ
移住する=住む場所が移動するだけではなく、共に生きていくコミュニティを選ぶということ。集会や共同作業がある集落もあるので、知った上で移住するとスムーズ。あと、虫が苦手な人は覚悟した方がいいかも…!