移住関連情報
ツリーのきらめきで地域の未来を明るく照らす 「いなたびスクール」モニターツアーを実施しました!
伊那市に暮らす方々が、地域の魅力や課題を見つめ直して地域資源の掘り起こしを行い、新たな体験プログラムによる都市住民との交流を目的として学ぶ「いなたびスクール」で、参加者が企画したモニターツアーを、12月15日(土)~16日(日)に伊那市長谷地区で実施しました。
今回のツアー名は、
「南アルプスの村に大きなクリスマスツリーをつくる!」
~南アルプスの村に光のニューシンボルを~
親子連れも含めて県外から11名の方にご参加いただき、地域の方々とも交流しながら、間伐材のオーナメント作りやツリーの飾り付けなどを行いました。
【1日目】
○初めにドキドキ自己紹介
参加者はそれぞれ伊那バスターミナルへ集合。
バスで移動し、長谷地区にあるツアーのメイン場・道の駅「南アルプスむら長谷」へ到着(自家用車の方は直接道の駅に集合)。
今回のツアー企画者である伊那市地域おこし協力隊の田中聡子さん、企画運営事業者(株)Ridilover(リディラバ)やツアーにご協力いただいた長谷溝口地区の住民でつくる溝口未来プロジェクトのみなさんと合流し、自己紹介をしました。
○まずはみんなでお昼ごはん
昼食会場は、道の駅の向かいにある地元でも人気のお食事処「すずな」。
地元の食材を使ったお惣菜が食べ放題のバイキングで、参加者のみなさんに長谷の山の恵みを存分に味わっていただきました。
○いよいよオーナメント作りを開始
昼食の後は道の駅に戻り、ツリーに飾り付けるためのオーナメント作りやまつぼっくりを使ったミニツリー作りを体験。
オーナメントの材料は地元の間伐材。
もちろんまつぼっくりも地元で取れたものです。
それぞれ思い思いの絵を書いたり、シールを貼ったりしながら、自然に参加者同士の会話もはずみます。
丸太をつかったスノーマンも登場。
地元でお店をかまえる「ざんざ亭」のご主人により、鹿肉バーベキューや鹿カレーが参加者や地域のみなさんへふるまわれました。
滅多に見る事ができない鹿の丸焼きに、参加者のみなさんも目がくぎ付けに。
参加者が作ったオーナメントは、道の駅にあるモミの木へ飾り付け。
地元の長谷保育園や長谷児童クラブのみなさんに事前に作っていただいたオーナメントも一緒に飾らせていただきました。
○地域の未来を明るく照らす!ついにツリーに光が灯されました
地域の方々にも道の駅に集まっていただき、ツリーの点灯式を開催。
みなさんでカウントダウンを行い、ツリーに光が灯された瞬間、会場中から歓声や拍手が沸き起こりました。
点灯式では地元の長谷中学校音楽部によるクリスマスソングが披露され、地元のカメラマンによるドローンを使った動画撮影も行われました。
(当日撮影した動画は次のURLよりご覧いただけます。→https://inadani-feel.com/archives/203)
なお、今回飾り付けしたモミの木は、道の駅にあるパン屋のご主人が「いつかツリーにできたら」との思いから30年ほど前に植えたもので、ついにその思いが現実となったすばらしい日にもなりました。
点灯式の後は、参加者と関係者で懇親会を行い、地元にある農家民宿「蔵の宿 みらい塾」で宿泊しました。
【2日目】
○みんなで薪割りを体験
朝食を済ませた後は、宿へのお礼も兼ねて薪割りを体験。
最初に、みらい塾のご主人と地域おこし協力隊の方々に作業での注意点や割り方のレクチャーを受け、いざ薪割りを開始。
参加者の中には、「この薪割りを体験したくて参加した!」とおっしゃる方もおり、宣言通り見る見る内に薪が山積みに。
斧や薪割り機の他にも、女性や子供でも使える薪割り道具も用意していただき、里山の冬の暮らしを感じられる貴重な体験となりました。
薪割りを終えて宿に戻ると、参加者のみなさんに女将さんから「すいとん」のふるまいが。
中にはすいとんを知らない方もいましたが、みなさん喜んでお替りしていました。
すいとんを堪能した後は、皆さんで2日間の感想などを発表してもらい、終わりに参加者からのメッセージが書かれた色紙が企画者の田中さんにプレゼントされました。
○長谷地区の名産を学ぼう
宿を出発して、再び道の駅に移動。
地域おこし協力隊の方から長谷の名産である漬物と穀物を紹介してもらいました。
長谷の非持(ひじ)地区で育てられたアワ「もちあわ・長谷在来種」は、平成最後となる今年11月の皇室行事「新嘗祭(にいなめさい)」に献上されたそうです。
説明を聞いた後は、それぞれ道の駅にあるレストランやパン屋さんでランチや、直売所でお土産を買ったりと、ゆっくり過ごしていただきました。
その後、伊那バスターミナルへとバスで移動し、ツアーは終了、解散となりました。
○最後に
参加者のみなさんから、ツアーに参加した事で良い体験ができたなどうれしい声をかけていただきました。
ツアーにご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
ぜひ、また伊那市へ、長野県へお越しいただけるのをお待ちしております。
そして、ツアーにご協力いただいた溝口未来プロジェクトをはじめとした地域のみなさん、本当にありがとうございました。
○本事業は平成30年度都市農村交流推進のための「つながり人口創出」事業として実施したものです。
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