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須坂市地域おこし協力隊 古川広野の『ただいま!峰の原高原』Vol.5 「峰の原高原の冬 その2」

須坂市その他

こんにちは。長野県須坂市峰の原高原地域おこし協力隊の古川です。
この記事では、私の活動を通して峰の原高原の魅力を皆さんに伝えていきたいと思います。

今回はまたまた冬の峰の原高原についてです。
前回あまりお伝え出来なかった峰の原高原の冬の実際の様子を紹介していきます!

 

●冬の根子岳
まずはこちらから。

雪

これは、先日根子岳の頂上に行ったときに撮ったものです。中央あたり、右の方からみえている白い山脈が北アルプスです。菅平高原のスキー場がはるか下に見えます。見渡す限りの青空と、北アルプスのパノラマは圧巻です。
根子岳は、峰の原高原とそのおとなり菅平高原にまたがってそびえる山です。標高2207メートル。花の百名山のひとつとして知られていますが、冬に登ってもこのような素晴らしい景色を見ることが出来ます。
途中まで圧雪してありますので、スキーやスノーボードを持って行けば約4キロに及ぶ根子岳からの滑走を楽しむことが出来ます。
もちろん歩いて登ることもできますが、体力に自信のない方はスノーキャットを利用することが出来ます。これは奥ダボススノーパークで受付しておりますので興味のある方は問い合わせてみてくださいね。根子岳は冬に来ても楽しい山です。

 

●2月の夕陽
峰の原高原の名物の一つ、「槍に刺さる夕陽」。年に11月と2月の2度だけチャンスが訪れます。しかし、2月は悪天候なことが多く、今まであまり見られていませんでした。しかし、今年は奇跡的に天候がよく、見られる可能性が高くなっていました。そしていよいよ日没の時間。これが実際に槍ヶ岳に夕日が刺さる直前の様子です。

太陽

そうです。ばっちりでした。2月でここまできれいに見られたのはかなり久しぶりとのことです。槍に刺さっている状態の様子は、来年ぜひ峰の原高原に来て直接見てください。大自然が生み出す奇跡の瞬間を、自分の目で見ることは何事にも代えがたい至高の経験になります。どうしても見たいという方は峰の原高原のFacebookやTwitterなどで見ることが出来ますのでよかったらご覧ください。

ぼんやり

また、槍に刺さらない日でも綺麗な夕陽を見るチャンスはあります。特に冬は雲海と夕陽のコラボを観察できるチャンスでもあります。天気次第の自然現象だからこそ、見られた時の感動をぜひ味わってください。
 

●月夜
峰の原高原の、冬の夜。静かな雪の中に、月明かりが優しく反射しておりぼんやり明るいことがあります。

夜

それは木の影がはっきり見えるほど。ぼんやりと明るい夜はなんとも不思議な感覚に陥ります。夜、温かい格好をして少しだけ外を歩いてみたり。外であたたかいコーヒーを飲んでみたり。なんとなく、ワクワクしませんか?冬にペンションに宿泊する機会がある方は一度夜に外に出てみてください。素敵な体験ができることでしょう。ただし、オーナーさんにはひと声かけてくださいね。寒いので、くれぐれもお気をつけください。
 

●暖冬
今年は暖冬だという予報を秋ごろよく耳にしました。いざ冬を迎えてみるとすごく寒い時もあったし、暖かい時もありました。最近は暖かい日が続いております。やっぱり暖冬なのでしょうか。
とにかく今年は雪が少ないのは確かです。新しくなったスキー場も雪の少なさに苦労していたようです。普段なら隠れて見えなくなってしまうレンゲツツジや笹がいつまでも見えていたり、もうすでに土が出てきてしまっている場所があったりします。全国的に見ても今年は雪が少ないようです。夏の水不足が心配されます。
標高1500mの峰の原高原でさえ、すでに春のような気候です。もうすぐ春が来る。春はなんだかワクワクする季節なのですが、今回は単純に喜べないような気もします。

 

●おわりに
今年の冬、皆さんはなにをしましたか?峰の原高原は暖かくなってきたとはいえまだまだ冬を楽しめます。ペンションの方はきっと暖かく迎えてくれます。雪。そり。スキー。スノーボード。雪板。スノーシュー。散歩。読書。星空観察。写真撮影。楽しみ方はたくさんあります。ぜひ遊びに来てください。

自分
 

木
 

空
 

背伸び
 

雪だるま
 

ハンモック
 

夜空
 

スキー場


(須坂市地域おこし協力隊 古川広野)



掲載者及びお問合せ先【須坂市

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