阿智家族 暮らす、生きる。
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浪合神社秋季祭典にて。尹良親王を祀る浪合神社の舞台では、浪合神社にちなんだ尹良親王の神楽を初演した。井上さんの太鼓は、星のおねえさんの可憐な容姿からは想像できないほど力強く、それでいて動きは舞うようにしなやかだ。ひとたび舞いながら謡えば、その声は魂を揺さぶるエネルギーに満ちる。 舞と和太鼓のプロとして活動する井上晶子さんが浪合地区に移住したのは、1年前のこと。 「実家は三重です。幼い頃から家族で伊那の田楽座に太鼓や舞を稽古に来ていたので、伊那谷は全く知らない場所ではありませんでした。当時暮らしていた仙台を離れてソロ活動をすることになりどこを拠点にしようかと考えていたとき、阿智で活動していた『地域おこし協力隊』メンバーと知り合ったのです。太鼓をいつでも鳴らせる、舞を思う存分稽古できる条件を考えたとき、浪合はまたとない環境でした」 「自分自身が、浪合に来て星空の美しさに感動したひとりです。太鼓も踊りも続けながら、星のガイドとして人とつながれる。私にとって、理想的な環境で自己実現できつつあるんです。両方あっての浪合での暮らしですから」浪合をベースに、他地域へ遠征しての演舞を増やすことは考えているのかを尋ねてみた。「もちろん呼ばれれば喜んで演舞させていただきます。ただ、私はまず身近な周りの人が元気で幸せになってほしいと思っています。地域のお役に立てたり活性化のお手伝いができるのなら、わざわざ遠くへ出かけて行く必要もないでしょう」太鼓をいつでも鳴らせる、舞を思う存分稽古できる。そのうえ星のガイドとして人とつながれる。私にとっては理想的な環境で自己実現できつつあるんです。浪合はまたとない環境スタービレッジ阿智『天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー』まず、身近な周りの人を元気で幸せにしたい智村は、環境省認定の「星が最も輝いて観える場所」第一位に選ばれた日本一の星空の村。 全長2,500メートル、高低差600メートルをゴンドラで登ること約15分。標高1,400メートルに位置するヘブンスそのはらを会場に行われる『天空の楽園日本一の星空ナイトツアー』は、設置された照明を一斉に消灯した瞬間、まさに天空の楽園と呼ぶにふさわしい満天の星々が迎えてくれる。 2012年から始まったこのナイトツアーは、年々各メディアでの取材や特集が相次ぎ、4年目となった2015年のシーズンは1晩で数千人が満天の夜空を堪能することもあったほど…。 期間中は場内いっぱいに天体望遠鏡を並べた天体観測イベントや、大人気の星のお兄さんによるスターライトライブ、キキララを親善大使に迎えたイベントが行われ、年齢を問わず星空を身近に楽しむことができる。◎くわしい情報は:スタービレッジ阿智sva.jp/まで阿15ACHI KAZOKU

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