移住パンフレット安曇野暮らしのスゝメ
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移住者の声 8 なぜ安曇野の小岩岳という山麓保養地を住処に選んだのか。一言でいえば、温泉のある暮らしをしたかったから。温泉だけなら信州には他にも多くの場所がありますが、登山で訪れる事も多かった松本地域。土地勘があった事が、安曇野を選んだ大きな理由です。単身である事は、町から離れ標高差もある山麓に住む選択肢を排除しませんでした。歳を重ねると日常生活に不便かもしれませんが、農産物は歩いて行ける範囲で手に入りますし、宅配もあります。デマンド交通で家から町まで行く事も可能です。ただ、唯一残念なのは、ここは野生動物の住処で、家庭菜園が彼らの食事になってしまう事です。これは住んでみないとわからない苦労かもしれません。 そんな自然豊かな場所で、元々別荘地という事もあり住む人も多くなく、古くからの集落を中心とした区の組織は高齢化も進んでいますが、最近は若い家族も多く住んでいます。朝はスクールバスによる送迎もあります。 コミュニティの弱い地域ですので、自分から積極的に町に出かける事は、健康のためにも大切です。幸い、土地を購入した時に知り合ったNPOの方に仲間に入れてもらえましたし、行政の委員会に関わる事で、幅も広がりました。安曇野に住んで得られた宝は、人のつながりです。 移住する前は工場に勤める会社員でした。人のつながりも仕事つながりが中心とならざるを得ませんでした。生活は安定していましたが、何かが足らない生活。 今はガイドとして里に山にと信州の自然を伝える仕事をしています。決して生活は楽ではありませんが、心身の豊かさには代えられない満足感があります。そして、将来を見据えて旅行業の資格を取りました。安曇野の宝をもっと発掘するのが、今の私の楽しみです。こいわたけ横田 耕太郎 さん移住前の居住先移住した年現在のお仕事埼玉県2006年ガイド兼 旅行業:::

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