木島平村移住ガイド2020_forWEB
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きじまだいら 田舎暮らし先輩の声Q:移住したいと思ったきっかけはどのようなものですか?内藤さん ある時、通勤にかかる往復3時間が、往復2時間・1時間と短くなったとして、どの位の時間が浮くのか、ざっくりですけど計算してみたんです。すると、人生の時間に換算してみたら、積み重ねで1年とかの長さになるんですよね。当時の定年は60歳でしたけど、僕らの世代は65歳まで延長されるだろうし、人生の中で、自分で自由に使い道を決められない時間を、この先、定年まで毎日毎日過ごすのか…と思いました。 定期的に「百姓塾」の活動で木島平村に訪れる生活を3年間続け、また2010年に公開された中井貴一さん主演の映画「RAILWAYS〜 49歳で電車の運転士になった男の物語」を観て、映画の主人公の生き方に自分を重ね合わせ、2010年の夏、木島平村の「地域おこし協力隊」の募集を見つけ奥様の賛同もあり応募、木島平村の選考を経て本格的に移住。生活の場を移しました。Q:都会にはない木島平の魅力はどんなところでしょうか?内藤さん 一年の間に風景が変わるので、大きな劇場の廻り舞台を見ているようです。自宅の前の高社山も遮るものがまったく無いので、毎日違う表情を見せてくれます。都会は色があまり無いんですよね。コンクリートばかりで色があまり変わらないような気がします。毎日見ていると景色の変化に気づきます。 移住のひとつのポイントとなるのが「地域との関わり方」。地域の行事や役割、近所付き合いがネックだという方は少なくありません。しかし、ご近所同士の顔が見え、お互いのことを気にかけている…そんな北信州・木島平村での地域との関わり方を、内藤さんは心地良いと感じているそうです。 都会のマンション暮らしとは違い、ご近所同士の顔が見え、お互いのことを気にかけている…そんな人間関係が内藤さんの思い描く田舎暮らし像に、ちょうど良く重ね合わさったのです。Q:地域とはどのようなかかわりがありますか?内藤さん 地域では地区の皆さんで草取りや水路の掃除など、季節ごとで仕事はありますが、コミュニティーを維持していく上では必要な仕事だと思います。この場所に住むと決めて来た以上、最低限地域に合わせていく事が大事だと思います。内藤正巳さん 内藤正巳さんは、木島平村に隣接する飯山市、飯山市ふるさと回帰支援センター主催の「飯山まなび塾」や「百姓塾」で5年間農業や田舎暮らしを学ばれ、2010年から木島平村の「地域おこし協力隊員」として木島平村に移住、現在は木島平村役場で行政のお仕事に携わっています。 6
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