みのわ ほどほどの田舎ぐらし
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Background尊士さん:箕輪町出身 高校卒業後上京。 Uターン後、町内に整体、オステオパシーを中心とした治療院を開業の傍ら、古武術教室も開催。 みはるさん:静岡県 湖西市出身 県内の専門学校卒業後、東京で就職。移住後も在宅ワークで東京のIT企業に在籍中。「キノコ女子」の先駆けとして、キノコグッズの販売やイベントプロデュースなども手掛ける。桑澤さんち移住体験談No.2 6:00 起床 7:00 長男の朝食 9:00 長男を保育園に送って出社 9:30 仕事場で朝食10:00 デザイン仕事16:00 退勤&保育園にお迎え16:30 帰宅&家事18:00 長男の夕食&お風呂20:30 寝かしつけ21:00 夕食24:00 就寝みはるさんの一日のスケジュールUターン×半WEB×半キノコ職業尊士さん 整体師みはるさん WEBデザイナー家族構成尊士さん(30代) みはるさん(30代)(ペンネーム:とよ田キノ子)長男移住した年2008年Q.移住のきっかけは?(尊士さん)「父親が亡くなったことですね。元々上京しても帰ってくる約束はしていましたが、とても自然に、空気を吸うような感覚で帰ってきました。子どもの頃から手伝っていた野良仕事も嫌いじゃなかったし、出勤前の山菜採りやキノコ狩りも楽しんでいますよ。」Q.移住で大変なことは?(みはるさん)「情報が限られていたことです。引っ越してきたばかりの頃は、知り合いもいなかったし、出掛けるためのちょっとした観光情報やお店などの情報もWEBに上がってきていない時代でした。」Q今のワークスタイルはいかがですか?(みはるさん)「ここで東京と同じ仕事ができるとは正直思っていなかったです。ネットがあれば、どこでも東京と同じ仕事ができるというのは田舎暮らしの大きな魅力でしょう。社内で在宅勤務を始めたのは私が最初で、こちらに来ることが決まって会社を辞めなくてはいけないと残念に思っていたところ、上司が『在宅で働いていいよ』と言ってくれたんです。本当に嬉しくてありがたかったです。東京にいた時は徹夜で仕事をするのが当たり前で、家と職場の往復だけの生活でしたが、今は心にゆとりを持って暮らすことができていますね。」 Q.キノコとの出会いは?(みはるさん)「元々キノコ好きでグッズを集めていたんですが、結婚式でテーマを決めて演出をしたいと思った時、改めて自分のキノコ好きに気付きました。箕輪町にあるキノコ狩りの名所・萱野高原のキノコ講座で野生のキノコに出会い、その後、信州きのこの会にも入って観察会などで勉強を重ねました。Q.WEBを通してキノコの輪が広がったと伺いました。(みはるさん)ちょうどSNSが流行りだした頃で、キノコ好きな仲間とすぐにコミュニケーションがとれたことも拍車をかけました。 正直、ネットがなければ、箕輪町に来なかったでしょうし、キノコにもはまらなかったんじゃないかな。今は趣味が高じて、キノコグッズの販売や、本の出版、トークショーなどのイベントに参加させてもらっています。」Q.この町での夢は?(みはるさん)「集めたキノココレクションが相当な数になっています。キノコグッズに囲まれた、キノコにちなんだ絵本カフェをいつか開きたいですね。」お部屋で絵本を読んでるよ東京でのイベント(キノコナイト)集めたキノコグッズみはるさんのオフィス講師を務める古武術教室5

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