みのわ ほどほどの田舎ぐらし
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髙田さんち移住体験談No.3職業ぶどう&りんご農家家族構成知行さん(40代)幸代さん(40代)長女・次女・三女千葉県船橋市出身東京江戸川区から移住大手製紙メーカー研究職を経て、移住6年目Background4:156:309:0012:3015:0019:3020:0022:00畑仕事朝食畑仕事昼食&休憩畑仕事帰宅/風呂夕食就寝知行さんの一日のスケジュール(夏)「畑」というフィールドから皆が楽しめるものを発信したい一輪車でgo!農作業の合間には家族でお茶タイム吹奏楽部に所属する長女夫婦で力を合わせて移住した年2011年Q.移住のきっかけは?(知行さん)「毎年、家族で伊那谷に遊びにきて、住みたい気持ちが強くなったかな。」「田舎に住むとなったら、土いじりという要素が必要になると感じていたんです。そこで近隣地域で行われている就農準備校のイベントに、毎月1泊2日で1年間通い続けました。農家さんの畑にいって、いわゆる農業体験です。その中で、子どもも自分たちも皆『農』はきらいじゃないな、こちらで暮らしていけるなと手ごたえをつかみました。」Q.農家という選択は?(知行さん)「元々、地域の人と何かやるのが好きだったんですよね。その中で地域とつながりながら生活を営む農家に惹かれるものがありました。初めは『農業やったことない人が、農業、それもぶどうなんて無謀だ。』と言われましたよ。でも箕輪町の色々な方たちの助けがあり、今、自分の農園の経営を成り立たせることができています。」Q.移住で大変なことは?(知行さん)「引っ越す前の方が大変だったかな。辞表を出したのに、住む家がなかなか決まらなかったので、落ち着かなかった。」Q. お子さんの教育環境については?(知行さん)「部活動がとても盛んですね。部活というと学校行事で親はあまり関係ないという感覚が都会ではありました。親が送り迎えをしたり遠征の際にも関わる形態に、はじめは大変だなと感じていましたが、今では子どもの成長を家族皆で知ることができ、とてもよいことだなと思うようになりました。」Q. お姉さんは吹奏楽部に所属していますね。(知行さん)「町外で発表の機会をいただき、人に聴いてもらえることやファンがいることは、子どもたちの喜びや自信にもつながっているのだろうと思いますよ。」Q.この町での夢は?(知行さん)「先日、うちの収穫祭として、ぶどう畑の中で一日限定のOpen Café を開いたんです。田舎のすごいところは、何かをやりたいと思ったら、その道のプロがあっという間に集まってくれること。僕は『畑』という空間から、彼らと子ども~大人まで楽しめる新しいことを提案していきたい。」6
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