水・山・大地の宝箱 信州みやだ
8/12
中越遺跡縄文時代前期の日本最大級の遺跡今から約6,500年前の縄文時代前期初頭に広がった集落で、これまでに確認できた家の跡は200件を超え、発見から50年以上が経つ現在も、本州最大の集落跡となっている。文化財・向山雅重民俗資料館歴史文化を訪ねてみよう文化会館/村内で発掘された土器や石器が展示されています。向山雅重民俗資料館/郷土の日常生活・歴史について学べます。城山“宮田”のルーツを紐解く室町時代にこの地域の有力な氏族であったとされる宮田氏の居城といわれています。織田氏、豊臣氏、徳川氏らの相次ぐ侵攻によって、その末裔はいつしかこの地から姿を消しました。鋒立権現 三十三観音山を尊ぶ領主領民が、武運と安全、五穀豊穣を祈って祀られた鋒立権現は、標高約1,450mの鋒立山に鎮座しています。三十三観音は、現在は鋒立権現のひざもとへ合祀されています。PICKUP!07MIYADA GUIDE歴史歴史・史跡暮らしをつないだ歴史・史跡縄文時代前期の遺跡が残る宮田村は、古くから人々の営みがあり、平安時代は東山道の宮田駅が置かれ、この地方の中心地でありました。江戸時代は高遠藩に属して三州街道の宮田宿が置かれ、交通の要衝として信濃十五宿にも数えられ、伝馬や中馬の中継地点として、また近代以降は中央アルプス駒ヶ岳の登山基地として今も賑わっています。県宝 宮田宿 本陣(旧新井家住宅)江戸時代の暮らしを再現!江戸時代、飯田藩主や下伊那の旗本が江戸へ行く際に宿泊したとあります。本陣の建物は現在、ふれあい広場の一角に移築復元されています。〈マップ 〉18〈マップ 〉20〈マップ 〉21〈マップ 〉19〈マップ 〉19
元のページ