信州下諏訪移住Case Book 思いを叶えるしもすわの暮らし
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Sound craft 千万音tel.0266-28-5755楽器材でつくるスピーカーはそこで演奏しているかのように音楽を楽しめる満足いく仕事のため移り住むことに「東京の中学校で技術の先生をしていた時から、いつか職人として独立したいと思ってました」という山本さん。同じギターを使って自分より良い音を奏でるミュージシャンを目の当たりにしてから、「奏者になるより、彼らの音をきちんと伝える人になりたい」と、スピーカーづくりを始めたそう。良い音を響かせるためには木材の乾燥が必須。乾燥した地域を探す中、「商店街に木工房がある珍しい地域がある」と聞いて、下諏訪町を訪れたそうです。4才の子どもの「初めてのおつかい」を見守ってくれる商店街全国の商店街から、地域活性化モデルとして講師に呼ばれることもあります楽器素材を使うこだわりのスピーカーづくりに最適な環境今は、釣り仲間!海しか知らないから川の釣りを教えてやったよ心地よい音づくりはご縁もあって実現移住の決め手となったのは、御田町商店街の女将さん達の存在。「何度も連絡をしてくれて、引っ越しに必要な手続きも全部まとめてくれました。そこまで親切にしてもらったのは人生で初めてで」と感謝まじりに語る。工房兼住居となった物件は、戦前のもので、自身の手で改装。その際には、同じ商店街にあるCafé TACの立石さんに色々と教えてもらったそう。夫婦で越してきて6年目、現在は4人家族に。「みんなが温かく、子育てもしやすい町だと思う」と商店街での暮らしを話してくれました。41山やま本もと 祐ゆう二じ朗ろう さんご夫妻とお子さん2人東京都三宅島→下諏訪町Sound craft 千ち万ま音ね移住年目6Café TAC立石 巧 さん6
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