移住者体験談

【長野市】家族にとってもよい選択。転勤族から起業家へ

東京都 長野市 信州で働く理想の住まい

寺久保 尚哉さん

移住先 長野市
移住年月 2002年
年代 30代~40代
家族構成 夫婦と子ども3人の5人家族
職業 自営業

転勤族から起業家へ

善光寺からほど近い長野市東町。「新小路」という名の、細くて短い路地に建てられた事務所と倉庫など4棟が2014年、相次いでリノベーションされ、カフェ、オフィス、アトリエなどに生まれ変わりました。この再開発に携わり、4棟のうち2棟を運営するのが、株式会社リファーレ総合計画の代表取締役、寺久保尚哉さん。寺久保さんは、大学卒業後、東京の不動産会社に入社。ウォーターフロント開発に3年ほど携わった後、ゼネコンに転職。約20年にわたり全国各地で多くの不動産開発の現場を踏んできました。その間、3人の子にも恵まれました。子どもの進学などのタイミングに合わせ、家族は住みやすさを感じた長野市に残り、2002年から寺久保さんは単身赴任生活に。

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長野市は「よいマーケット」

会社の成長期と重なり、有意義な経験を積んだ寺久保さん。しかし、これからは人口が減り、住宅も余っていくことは明らか。「昔からあるものを大事につくりなおす」方向性を模索し始めます。そして、2度目の長野支店勤務となったタイミングで、独立を決意。観光地としても、商業地としてもポテンシャルが高い割に“もったいない使われ方をしている不動産が多い”長野市を「よいマーケット」だと捉えました。

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家族にとってもよい選択

寺久保さんが仕事をするビルの1階では、妻のさやかさんがカフェを営んでいます。「以前は父親が家庭にいないことが当たり前になりつつありました。独立の話を聞いたときは少し驚いたけど、家族にとってはいいことだと思いました」。そう話すさやかさんの笑顔はとても幸せそうでした。

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メッセージ

信州人はまじめな人が多いので、約束ごとをきちんと守ります。だから、ビジネスをとてもやりやすい土地だと思っていました。もともと、独立しようとは思っていたんですが、長野市に2度目の異動があったとき、チャンスだと思いました。