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    移住者体験談

    【長野市】新たな“豊かさ”に気付いた長野暮らし

    東京都 長野市 信州で働く

    遠藤 和之さん(東京都出身)

    移住先 長野市
    移住年月 2015年
    年代 30~40代
    家族構成 一人暮らし
    職業 設計事務所マーケティングディレクター
    長野発の豊かなライフスタイルの画像

    長野発の豊かなライフスタイル

    長野駅の中央通りに面して立つ「4D studio(フォーディースタジオ)」。一見、お洒落なアパレルショップのように見えるお店ですが、実は設計事務所。店内には、着心地の良さそうな服やセンスが光るインテリア雑貨、モダンな家具が揃い、くつろげるカフェスペースまで。長野にもこんな場所があったのか、と感心せずにはいられません。
    「お客様の“理想のライフスタイル”を家づくりから実現する。そのコンセプトを体現するフラグシップショップとして2015年にオープンしました。」そう教えてくれたのは、遠藤和之さん。株式会社4D studio Naganoのマーケティングディレクターとして、ウェブサイトの運営からセミナーの企画までマーケティング戦略の設計を担当しています。
    「地価や土地の広さを考えると、首都圏よりも長野県の方が豊かな暮らし・豊かなライフスタイルを実現できる。そう確信しています。だからこそ、お客さま一人ひとりに『自分だけの住まい』をお届けしたいですし、僕もその一人になりたいと思っています。」と語る遠藤さんは、東京都出身。これまで29年間を東京で過ごし、長野といえば、学生時代の合宿などで来る場所というイメージ。縁もゆかりもなかったのに、Iターンしてきました。

    新たな“豊かさ”に気付いた長野暮らしの画像

    新たな“豊かさ”に気付いた長野暮らし

    「長野という地方都市でも、こんなに挑戦したり、面白いことをしようとしている会社があることが、すごく印象的でした。自分が東京で生み出していた価値を長野でつくり出せたら、相対的にその価値は大きくなるような感覚もして。自分の存在価値を、より大きく発揮できるんじゃないかなと思いました」

    実際に長野で働いてみると、豊かな自然環境の中で心身ともに癒され、「仕事の成果」と「人生の豊かさ」のバランスが自然に取れるようになったといいます。社長との距離も近く、コミュニケーションを取りやすいというのも長野ならでは。ビジネス上のスピードが鈍るという感覚は否めないものの、東京へのアクセスの良さがそれを見事にカバーしてくれています。

    長野から発信する、豊かな“地方暮らし”の画像

    長野から発信する、豊かな“地方暮らし”

    「長野をより誇れる街にする。その第一歩として、まずは家づくりから」というのが社の方針。それと共鳴するように、遠藤さんにも『豊かなライフスタイルを教えてくれた長野に恩返しをしたい』という気持ちが生まれたといいます。普段の業務以外にも、東京で開催される移住イベントなどにスピーカーとして参加。友人にも、長野暮らしの魅力を積極的にアピールしています。遠藤さんの話をきいて、移住したいと思ったり、実際に移住を決めた人もいるそうです。

    「移住において、一番ネックになるのは“仕事”。長野という地方都市でも東京と同じように企業に属して働けるということを伝えたいですね。“田舎暮らし”とも違う“地方暮らし”の魅力を発信し、長野という街をより面白い場にしていきたいです」

    「出会いの量がどうしても少ないので、独り身で来る方はその覚悟も必要ですけど…」と笑う遠藤さん。それでも、今のライフスタイルがハッピーだと、曇りのない表情で語っていました。

    メッセージ

    山や空、川などの豊かな自然が当たり前のように存在していて、それを見るだけで気持ちを和らげてくれる気がします。仕事でのストレスも、豊かな自然がすすいでくれる感じが好きです。東京へのアクセスもいいし、家賃が安いのも魅力的。それを貯蓄に回したり、自分の人生をより豊かにするために使える所がハッピーですね。

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