移住者体験談
伊澤 貴久 さん
移住先 | 立科町 |
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移住年月 | 2013年 |
職業 | ワイン用ぶどう農家 |
これまでのキャリアを活かして
東京では20数年間、証券会社に勤めていました。
金融関係の仕事は楽しかったのですが
自分で形あるものを作りたかったんです。
中学生くらいから、いつかは農業で生きていきたいと
漠然と考えていたんですよ。
証券会社では、農林水産省傘下の6次産業化ファンドの
立ち上げに関わったり、忙しい日々を過ごしていました。
北海道や山梨、長野にもワイナリーへヒアリングに行きました。
その際にワインぶどう農家もいいなと興味が湧き
ちょうど立科町で
ワイン用ぶどうの試験栽培を始めようとしていた時期で
ワイナリー経営者募集の要項を見つけたんです。
これだ! と思いました。
挑戦と勉強の日々
移住して今はもう、どっぷりとぶどう栽培。
1.6haの広さいっぱいにぶどう畑があって、手入れで手一杯です。
ぶどうはちゃんとした実がなるまでに4~5年かかります。
ですので、今はワインとして出荷できるぶどうを作るための
下ごしらえ中という所でしょうか。
少しでも時間が空いた時は、醸造の勉強もしています。
酒販免許なども取らないといけませんしね。
挑戦と勉強の日々です。
全力でできるのはうれしい
立科町に移住して、やりたいことができています。
私は「何かを探しに」でなく「ワイン用ぶどうを作りに」
立科町へ移住しました。
それが全力でできるのはうれしいですね。
日常ではこんなに食材がおいしいとは思いませんでした。
本当に全てがおいしい。水と空気がおいしいからなんでしょうね。
立科町にお越しの際は、まずは景色を見てください。
私の好きな場所は女神湖、白樺湖、霧ヶ峰などですが
どれも素晴らしい。田園地帯もすごく景色が良い。
もし移住された際は
小さくても良いので畑で何か作ると良いかもしれませんね。