移住者体験談
安田さんち
移住先 | 箕輪町 |
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移住年月 | 2013年 |
年代 | 30代 |
家族構成 | 夫婦 長男 |
職業 | 自転車職人(フレームビルダー) |
メールで仕事ができるなら田舎へ!
「毎日会社に通勤しなくてもいい人は、もっと地方に出てきていいんじゃないですかね。要は東京の会社にメールができればいいでしょ?自分は好きな『自転車』を先に選んだから、それに合ったライフスタイルをしています。」
イタリアに似ている!?
「移住のきっかけは結婚ですね。イタリアで10年自転車職人として修業して帰国した後、岡谷市出身のかみさん出会いました。ここは家探しに訪れた1件目。『ここだ!』と直感しましたよ。交差点を曲がって、りんご畑の横を下ってきて…まだ家も納屋も見ていなかったけれど、このあたりの雰囲気が暮らしていたイタリアの田舎に似ていて即決。その後家を見たらボロボロで、『これ、手ぇかかるぜ、おい!』ってなりましたけどね。」
住みながら手を入れる
「家を住まいに、厩をアトリエに改修して住んでいます。業者を雇わず、ほぼ自分たちや友人に手伝ってもらいながら進めました。空き家に住むのは、価値観の違いの一つだと。新築の何千万の家を買って、ローンを払い続ける。楽しみながらボロ屋を改造していく。自分は後者が好きなのでそうしてます。」
フレームビルダーという仕事
「自転車のフレームは、木製も金属も作っていますよ。自分の中で譲れないのは、注文をもらったお客さんに必ず会うこと。そのお客さんと話をして、好みや自転車に対して求めているものをきいた上で製作に入ります。納品で一番遠くまで行ったのは熊本だったかな。」
進化し続けるアトリエ
「去年の秋からアトリエの2階の作りました。ここをショールームと商談室にしたくてね。窓の外は近所の家のリンゴ畑。夜、明かりがついてたら仕事してるので、コーヒーでも飲みにおいで。」