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    移住者体験談

    田舎暮らしは人の心を優しくしてくれる

    東京都 中野市 趣味と暮らす理想の住まい

    川島直樹さん・幸子さん

    移住先 中野市
    移住年月 2005年5月
    年代 60代
    家族構成 ご夫婦
    職業 NPO法人「北信州・ふるさと古民家を住み継ぐ会」理事長
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    現在どんな暮らしをしていますか?

     豊かな自然と田舎暮らしに憧れて、東京から移住し、斑尾山の麓(ふもと)で築230年の古民家を改修して暮らしています。緑が多く自然豊かで、車の音が聞こえず、静かでのんびりと幸せ感いっぱいの生活です。東京で生活していたときと比べて気持ちが優しくなったと感じています(直樹)。近くの棚田のあぜ道を猫と散歩するのが日課でそこから見える山々の景色が、なんてすばらしいところに住んでいるんだと思わせてくれます(幸子)。現在は、「田舎に住んでみたい」「古民家暮らしをしたい」という人のためにNPO法人「北信州・ふるさと古民家を住み継ぐ会」を起ち上げ、自宅の見学の受け入れや市への移住希望者のサポートを行っています。

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    移住したきっかけは?

     移住のきっかけは、東京で会社勤めをしていましたが体調を崩して入院し、「生き方を見直さなければ」と考えたことでした。 海外も含めて環境の良い移住先を夫婦で探しました。東南アジアやヨーロッパなど多くの場所を見て回った末に、二人で理想の暮らしを語り合ったところ、日本の田舎での古民家暮らしにたどり着きました。
    『大好きなスキーをするのに便利な場所にある古民家』を条件に北信州で空き家を何軒か見て回っていたところ、今の住まいと運命の出会いを果たしました。風雨にさらされた無垢の木の筋が美しく、木の温かさが、求めていた生き方に重なりました。それから2年の改修期間を経て田舎での古民家暮らしを満喫しています。

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    移住してよかったことは?

     約30 坪の自宅の畑でいろいろな野菜を作り野菜中心の食生活を送るようになってからは、体重が15kgも減って、体調も顔色も良くなりました。何よりいくら食べても全く太らなくなったことです。そのうちお米も作りたいと2人で話しています。

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    移住して苦労したことは?

     苦労したことは本当にないのですが、移住した当初、地域の風習や冬の寒さ対策等都会にはないものに戸惑いを感じたことを覚えています。しかし慣れてしまえば、そういった違いも面白いものだと楽しんでいます。

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    これから移住を考えている方へアドバイスをお願いします

     ポイントは、「人付き合いを大切にする」、「地元のしきたりを尊重する」という点。自分も“信州人”になりきって楽しむくらいの気持ちが必要です。田舎暮らしをすることは、生き様を変えることです。今でも日々新しい発見の毎日です。不安を抱きながらでも笑顔で一歩ずつ地域に溶け込み、自分の理想の暮らしを手に入れてください。

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