移住者体験談
新井 明博
移住先 | 小海町 |
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移住年月 | 2015年12月 |
年代 | 60代 |
家族構成 | 単身 |
職業 | スキースクール |
第二の人生を
山登りが一番の趣味で、現役で働いている頃は、いつかは山の近くで暮らしたいと漠然と思っていました。2012年11月に定年退職、それ以降は年々再雇用契約で働いていましたが、それも65歳まで。それから後はどう暮らしていくかを考えるようになっていました。
2014年9月、天狗岳の登山ルートを検討していて、登山口のバスダイヤを調べていたら、それが小海町のホームページでした。「移住・定住をお考えの方へ」という文字が目に留まり、小海町がどんなところなのか実際に見てみたくなり、すぐに小海町を訪ねてみました。
小海町の最高峰が天狗岳ということを知りました。天狗岳は、八ヶ岳と北八ヶ岳の丁度中間に位置する山で
す。その八ヶ岳の裾野にある小海町。町の東側は秩父山塊です。それを目の当たりにして、このようなところに住むことができたらという思いが募りました。
2015年5月連休明けに、小海町のホームページに「小海町に住もう」という移住・定住ポータルサイトがあるのに気づきました。空き家バンクに紹介されていた物件を見て、魅力的な家だなと購入を決意しました。小海駅から、八ヶ岳の裾野の末端を一段上がった森の中の一軒家でした。
個人の方が別荘として建てられた家でした。小海町でお会いする方々に、東京から来ることを伝えると皆さん口を揃えて「寒いですよ」と。小海町の業者さんのアドバイスにもとづき、冬に生活しやすくなるよう改修工事をし、凍結防止帯の点検・確認をしていただき、12月に転居しました。65歳で地方移住としていましたが、2年前倒しとなりました。
「小海町に住んで大丈夫なんだろうか」正直不安はありました。それが「小海町に住んで良かった」となっています。その一番の理由は、小海町で出会った方々の優しさ、温かさです。杉尾地区の新年会にも出席させていただきました。初対面の方々ばかりでしたが、温かく迎えていただきました。
自然との関わり、人との関わり、それを広めながら深めながら、しっかりと生きていくことができる町、それが小海町であると実感しています。